JPM POP クリエイティブ・アワード

このアワードは、わが国のプロモーション業界で、唯一かつ最大のPOP広告のコンテストです。1971年にスタートし、2021年に第50回目の開催を迎えました。POP広告作品を一堂に展示し、受賞作品を発表し、最も優れた作品を経済産業大臣賞として選出します。
本ガイドブックに掲載している作品は、第一次審査を通過した作品で、JPM協会展会場で全点展示しています。当会場内で行う第二次審査により、部門ごとに数点の銀賞を選出。第三次審査では、銀賞作品中から、各部門最高賞の金賞を選出します。

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プロモーションツールの最先端に出会えます。

JPM POP クリエイティブ・アワードは、2019年から、「Shop! OMA Awards プログラム」に準じた、世界基準のアワードになりました。
Shop! Environments Association(本部:米国シカゴ/以下Shop!) は、 店頭マーケティングの調査研究、教育、アワード、イベント、資格認証、出版などを行う非営利団体です。2015年に米国POPAI協会がARE(店舗設計業界団体)と統合してShop!となりました。世界25ヶ国、1,400以上の会員組織を持ち、米国のOMA Awards、世界大会であるGlobal Awardsなどを行っている、OMA Awardsのライセンサーです。
OMA (Outstanding Merchandising Achievement) Awards は、60年以上にわたり、もっとも革新的で実行力のある店頭POPディスプレイを表彰してきた世界基準のアワードです。JPM POP クリエイティブ・アワードは、このライセンスを受けることで、世界基準のアワードとして認められました。JPM POP クリエイティブ・アワードで経済産業大臣賞に選ばれた作品の広告主と出品社には、Shop! OMAトロフィーを授与します。

表彰タイトル

経済産業大臣賞1点
審査員特別賞該当作品があった場合1点
金賞各部門1点
銀賞応募点数により変動

審査

JPM POP クリエイティブ・アワードでは、下記に示す審査を行います。

第一次審査応募作品全てについて写真と書類による審査を行い、入選作品を決定します。
第二次審査現物による審査を行ない、JPM協会内審査員にて入賞(銀賞)作品を決定します。
第三次審査J外部の方を審査員に迎え、審査を行います。 審査員は入賞作品の中から現物による審査を行い、金賞を決定します。
※プロモーション・スペース・デザイン部門の二次・三次審査はパネルにて行います。
最終審査第三次審査員の協議により、金賞の中から経済産業大臣賞を決定します。
審査結果JPM協会展サイトおよびJPM協会ホームページ、JPM協会展会場で発表します。
審査基準・コンセプトが独創的であること。
・デザインおよび加工技術が優れていること。
・材料選定および製造コストが適切であること。
・流通および使用時点に対し十分配慮がされていること。
・マーケティング上の効果が大きいこと。
※スゴ技部門、プロモーション・スペース・デザイン部門、ミニマム・ロット部門は別基準にて行います。
最終審査基準・購買時点でのソリューション力に優れていること。
・コンセプトが独創的であること。
・消費者利益視点が鮮明であること。

※上記のすべての作品を対象に部門ごとに、第一次、第二次、第三次審査によって金賞(部門別最高賞)・銀賞(各部門優秀賞)等が決められます。
※経済産業大臣賞については、JPM POP クリエイティブ・アワードの金賞作品を対象に、第三次審査員の協議により決められます。
※金賞受賞作品には shop!主催のGLOBAL AWARDSへの出展権利とShop! OMAトロフィーの購入権が与えられます。

経済産業大臣賞

●審査方法
JPM POPクリエイティブ・アワードの第三次・最終審査員が、協議により、金賞受賞作品の中から1点選出。

●審査基準

①購買時点でのソリューション力に優れていること
②コンセプトが独創的であること
③消費者利益視点が鮮明であること

【JPM POPクリエイティブ・アワード  三次審査員・最終審査員】
審査委員長   山形 季央  多摩美術大学 名誉教
審査員(順不同)寺井 剛敏  金沢美術工芸大学 ホリスティックデザイン専攻 教授 社会連携センター長
        森下 郁恵  株式会社宣伝会議 「ブレーン」編集長
        倉林 武也  株式会社リテイルインサイト 代表取締役
        向坂 文宏  桜美林大学 芸術文化学群領域長〈ビジュアル・アーツ〉
        中島 聡   日本アドバイターズ協会 専務理事
        北島 和則  JPMショー委員会 委員長
        林 直人   JPMクリエイティブ委員会 委員長
        久保田 秀明 JPM協会参与

金賞・銀賞

●審査基準

① コンセプトが独創的であること 
② デザインおよび加工技術が優れていること 
③ 材料選定および製造コストが適切であること
④ 流通および使用時点に対し十分配慮がされていること
⑤ マーケティング上の効果が大きいこと 
※スゴ技部門は、
〈1〉デザイン・材料・構造・加工・機能などが斬新であること
〈2〉上記〈1〉の組合せが従来の常識を打破するものであること
〈3〉流通(運送・店舗)や環境などへ特別な配慮がなされていること
※プロモーション・スペースデザイン部門は、
〈1〉コンセプトが独創的であること
〈2〉デザインが優れていること
〈3〉空間の使い方が適切であること

審査員特別賞

●審査基準

第三次審査員より顕著な作品と推薦があった場合、協議により選出。
(該当作品がない場合もあります。)

部門別入選作品数

①薬品・医療雑貨9
②トイレタリー18
③「化粧品・カウンター」部門
 (販売・陳列機能)A
21
④「化粧品・カウンター」部門
 (販売・陳列機能)B
18
⑤「化粧品・カウンター」部門
 (販売・陳列機能)C
19
⑥「化粧品・カウンター」部門
 (告知・演出機能)A
17
⑦「化粧品・カウンター」部門
 (告知・演出機能)B
16
⑧「化粧品・フロア」部門A11
⑨「化粧品・フロア」部門B8
⑩「化粧品・フロア」部門C7
⑪オーディオ・AV機器・通信・
 事務機器・カメラ
14
⑫文具・ファッション小物・
 メガネ・時計
32
⑬家庭用品・生活家電/カウンター12
⑭家庭用品・生活家電/フロア10
⑮食品6
⑯飲料10
⑰アルコール飲料2
⑱たばこ3
⑲運輸・エネルギー・スポーツ・旅行3
⑳出版・エンタテインメント・
 金融・その他の業種
16
㉑ハンガーA13
㉒ハンガーB21
㉓ショウカード・スティッカー13
㉔のれん・バナー・フラッグ・
 タペストリー・ウォール
5
㉕のぼり・立看板・インフレータブル・
 カットアウト
4
㉖サイン5
㉗小型キット9
㉘大型キット14
㉙POPパッケージ13
㉚スゴ技3
㉛グローバル2
㉜プロモーション・スペース・デザイン6
㉝ミニマム・ロット7

合計 367

受賞作品

2023年度 応募資料

2024年度の応募資料は5月末に改訂されます。

エントリー部門と広告対象商品群

2023年度は、製造点数1-9点のPOP広告を応募いただくことが可能となりました。
詳しくは2023年度版の応募要項をご覧ください。

業種別

薬品・医療雑貨医薬品、体温計、殺虫剤、ドリンク剤、医療用コンタクト、マスクを含む。
トイレタリーデンタル用品、石けん、洗剤、入浴剤、ヘアカラー・ヘアケア用品、養毛剤、ハンドクリーム、芳香剤を含む。
化粧品関連各部門香水、オーデコロン、リップクリーム、洗顔石けん、洗顔料、エナメルカラーを含む。
オーディオ・AV機器・通信・事務機器・カメラテレビ、ラジオ、ビデオデッキ、録画・保管用メディア、ビデオカメラ、デジタルカメラ、スマートフォン、パソコン、パソコン周辺機器、電話機、FAXを含む。
文具・ファッション小物・メガネ・時計 カラーコンタクトを含む。
家庭用品・生活家電
カウンター,フロア
家庭雑貨、マホービン等、洗濯機、冷蔵庫、エアコン、扇風機、ドライヤー、血圧計等を含む。
食品菓子、調味料、サプリメントを含む。
飲料
アルコール飲料ビール、ノンアルコールビール、ウイスキー、ワイン等を含む。
たばこ電子たばこ、たばこ関連用品を含む。
運輸・エネルギー・スポーツ・旅行自動車、カーアクセサリー、自転車、輸送、ガス、電気、スポーツ用品を含む。
出版・エンタテインメント・金融・その他の業種衣料、ペット関連、DIY、住宅、流通(小売業)、ゲーム機、おもちゃ等を含む。

形態別

ハンガーA,Bシーリングを含む。
ショウカード・スティッカーボトルトッパー、フラッピングなどの小物を含む。
のれん・バナー・フラッグ・タペストリー・ウォールたれ幕、横断幕などを含む。
のぼり・立看板・インフレータブル・カットアウトフロアータイプのみ。
サイン看板等の店内・店頭用の小型のもの。
キット小型キット
ゴンドラの部分使用、定番用部分キット、カウンター用キットなどゴンドラ什器1台未満。
大型キット
エンド陳列、アイランドなどゴンドラ什器1台以上。

その他

POPパッケージ販売促進機能をもったパッケージを対象とする。ただし、純粋なパッケージではなく、ひと工夫を施すことでPOPの機能を付加していることが応募の条件。
スゴ技技術・加工面での創意工夫をアピールする部門。 ただし以下の条件のいずれかに当てはまること。
1. デザイン・材料・構造・加工・機能などが斬新であること。
2. 上記 1. の組合せが従来の常識を打破するものであること。
3. 流通(運送・店舗)や環境などへ特別な配慮がなされていること。
グローバル広告主や出品者の国籍は問わず、海外市場で展開した作品が対象。
※経済産業大臣賞の対象外です。

特別

プロモーション・スペース・デザイン以下の条件に当てはまる作品をご応募ください。
・恒久的な施設ではなく期間限定で、その場で商品を販売している。または売場に隣接している。
・展示会・ショールームは不可。ポップアップショップはOK。
・1点からエントリー可能。
・JPM協会展会場展示および審査はB1パネルにて行ないます。
※経済産業大臣賞の対象外です。
【新設部門】
ミニマム・ロット
以下の条件に当てはまる作品をご応募ください。
・製造個数が1点~9点のPOP広告。
・今までご応募いただけなかった、1店舗だけを対象としたPOP広告がご応募可能となりました。
・作品の形状や大小は問いません。カウンタータイプから大型ディスプレイまでご応募いただけます。
・施工を必要としない作品を対象とします。施工が必要な場合は、プロモーション・スペース・デザイン部門にご応募ください。
・JPM協会展会場展示は実物を原則としますが、持ち込めない場合はB1パネルも可とします。
※経済産業大臣賞の対象外です。

アーカイブ

2022年資料

各賞の審査結果は、下記リンクよりご覧ください。
JPMアワード2022 受賞一覧

2021年度からの主な変更点は、下記のとおりでした。
① 部門を増設しました
例年、出品が集中する部門について受賞機会を公平にするため、該当部門を分割し新しい部門を設定しました。
これにより、部門最高賞「金賞」の数が9つ増え、受賞のチャンスが広がりました。詳しくは応募要項の6,7,8ページをご覧ください。
【増設部門】 
化粧品/カウンター(販売・陳列機能)部門を3部門に分割
化粧品/カウンター(告知・演出機能)部門を2部門に分割
化粧品/フロア部門を3部門に分割
家庭用品・生活家電部門を2部門に分割
ハンガー部門を2部門に分割
キット部門を2部門に分割
グローバル部門を設置
② 応募対象期間は2021/8/1から2022/7/31日までの1年間
実際に店頭等で使用された作品をご応募ください。
③ 新型コロナウイルス感染防止アイデア賞は廃止します

2021年資料

各賞の審査結果は、下記リンク(JPM SHOWサイト)よりご覧ください。
JPMSHOW2021受賞リスト.pdf (jpm-show.jp)

2021年は、万全の感染症対策のもと、JPM POP クリエイティブ・アワードを開催しました。エントリー対象期間を、 実施できなかった昨年分も含めた2年間に拡大 、加えて、コロナ禍での店頭ツールを評価する「新型コロナウイルス感染防止対策アイデア賞」を特別に設けました。