The 2015 Globe Awardsの結果が、2016年3月31日に、MAAW(Marketing Agency Association Worldwide)より発表され、日本プロモーショナル・マーケティング協会主催の第13回「JPMプランニング・ソリューション・アォード」入賞企画の中で応募した7点から、4つの企画が5つの部門で金賞1点・銀賞2点・佳作3点を獲得した。
The GLOBES 2015 Results CATEGORY WINNERS.(部門賞)
1. 「IKEA Happy Transit」
IKEA HAPPY TRANSIT
広告主:イケア ジャパン株式会社
出品会社:株式会社TBWA HAKUHODO
○部門: Consumer Durables – Auto, Appliances, Home Electronics.
(耐久消費財―自動車、電気器具、ホームエレクロニクス)
GLOBE(金賞)
※JPMプランニング・ソリューション・アォード統合型プロモーション企画部門・部門賞 受賞
2. 「Georgia European – Coffee House European」
ジョージア ヨーロピアン「コーヒーハウス ヨーロピアン」
広告主:日本コカ・コーラ株式会社
出品会社:株式会社電通
○部門:Non-Alcoholic Beverages
(ノンアルコール飲料)
Silver(銀賞)
※JPMプランニング・ソリューション・アォード統合型プロモーション企画部門・準部門賞 受賞
3. 「Hyper Education Movie & System」
シェル スターレックスカード・リニューアルプロモーション
広告主:昭和シェル石油株式会社
出品会社:株式会社電通
①部門:Sales Incentive, Recognition & Customer Service
(インナーインセンティブ、表彰及び顧客サービス)
Silver(銀賞)
②部門: Consumer Durables – Auto, Appliances, Home Electronics.
(耐久消費財―自動車、電気器具、ホームエレクロニクス)
Order of Excellence(佳作)
③部門:Medium Term – Loyalty.
(中期的ロイヤリティ)
Order of Excellence(佳作)
※JPMプランニング・ソリューション・アォード インナー・プロモーション企画部門・準部門賞 受賞
4. 「Make shy girls Up ! 47ways ”I love you”」
メークでスイッチオン!キャンペーン『日本全国・告白メークコレクション』
広告主:株式会社資生堂
出品会社:株式会社電通テック/株式会社電通
○部門:Consumer Products – Healthcare, Beauty & Fashion
(消費者向け商品―ヘルスケア、美容、ファッション)
Order of Excellence(佳作)
※JPMプランニング・ソリューション・アォード デジタル・プロモーション企画部門・部門賞 受賞
The GLOBE Awards(グローブス賞)とは
「グローブス賞」は、SP領域専門の「世界コンテスト」として海外で最も伝統あるものと認められている。
この賞は、1911年、米国で創設されたプレミアム・インセンティブ協会のコンテストを前身にしている。同協会は、1977年にプロモーション・マーケティング協会に改称し、コンテストを引き継ぎ、1985年に現在の「グローブス賞」を確立した。さらに、2000年以降、同協会を母体にし、MAAW (Marketing Agency Association Worldwide)が創設され、世界規模での「Globes賞」運営を引き継いでいる。
同賞は、世界のMAAW指定機関15団体が各地で行ったコンテストにおいて上位で通過した企画だけを対象とし行われる。上位通過した各地域選出企画は、25か国から350企画を数え、世界から選ばれた75人の専門審査員によって審査され、東アジア地区では、日本プロモーショナル・マーケティング協会が行うJPMプランニング・ソリューション・アォード(JPMプランニング賞)が「認定コンテスト」になっている。
「グローブス賞」の採点・審査方法
「グローブス賞」では、「戦略課題整合性」を判断の基本軸に据え、極めて専門的な5ポイントからの評価(①目的設定の適切さ、②表現展開のユニークさ、③仕組み開発の周到さ、④ツール計画の緻密さ、⑤的確な成果)の加算点で評価されている。また、各項目は採点基準が細かく決められている。そのため審査員の判断尺度のブレが最小に抑えられる。
このように、厳密な審査方法をとる理由は、SP活動の役割が、確実な販売成果の達成にあり、そのためには緻密な戦略とユニークな実行計画の「結合」こそが、重要な成功条件だからだ。また、広告コンテストに見られる表現偏重の弊害を排除するためでもある。
さらにこの採点方式の利点は、自己得点値と全作品の得点傾向値から、全体の中で、どの部分に優れ、どこにどの程度の弱みがあるかが具体的に分かる。
こうした明確な審査基準を持つ、SP領域専門の「世界コンテスト」として海外では最も伝統あるものと認められている「グローブス賞」に、当協会で主催する「JPMプランニング・ソリューション・アォード」(第13回)入賞企画が4点入賞した。
JPMプランニング・ソリューション・アォードの審査基準、審査方法も、こう様な「グローブス賞」の採点・審査方法に準じて行っている。
「グローブス賞」の入賞は、9年程前の銅賞1点2009年の佳作1点だが、2010年以降の入賞実績は以下の通り。
年 | 金賞 | 銀賞 | 銅賞 | 佳作 | 計 |
2010年 | 1 | 2 | 3 | 6 | |
2011年 | 1 | 1 | |||
2012年 | 1 | 3 | 2 | 6 | |
2013年 | 4 | 2 | 6 | ||
2014年 | 1 | 1 | 2 | 4 | |
2015年 | 1 | 2 | 3 | 6 |