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日本プロモーショナル・マーケティング学会
2023年度「業界提言コンテスト」受賞作品、2点決定!

日本プロモーショナル・マーケティング学会では、学会長の中村博先生(中央大学大学院)を審査委員長とする10名の審査員により、2か月にわたる厳正な審査を経て、1月22日(月)の審査会において、今年度は「最優秀賞」および「優秀賞」を決定しました。2月29日(木)「研究助成論文発表会」にて表彰します。

● 最優秀賞
 <受賞者> TOPPAN株式会社   藤田沙也氏
 <提 言>『SNS時代のリアル店頭の在り方』

コロナ禍でEC購買が定着する化粧品の購買を例として、SNS情報が購買への動機づけとして大きな影響力を持つ状況を分析し、リアル店頭が提供する体験価値はどうあるべきかを真正面から論じた意欲的な主張である。店頭の販売展示台などのツールの構造設計において、ブランド戦略の視点と顧客の買い物意識・行動の両面から論理づけする必要性を具体的な展開例とともに論じた点が、実務的示唆に富む提言として高く評価された。

● 優秀賞
 <受賞者> TOPPAN株式会社 神田康弘氏
 <提 言> 『プロモーション領域の未来のためのプロモーターに関する情報発信の必要性について』
 

プロモーション制作の中心人物「プロモーター」に関する情報が不十分であることが、プロモーションの社会的な存在価値を高める上での阻害要因となってはいないかとの問題意識から、極めて独創性の高いテーマに挑戦している。プロモーター情報を公開する具体的アイデアのもと、プロモーションに対する社会的関心を高めることが、業界への人材誘致やプロモ―ター同士の競争促進につながるなど、業界活性化への新たな可能性を示した点が高く評価された。