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日本プロモーショナル・マーケティング学会
2022年度「業界提言コンテスト」受賞作品、2点決定!

日本プロモーショナル・マーケティング学会では、学会長の中村博先生(中央大学大学院)を審査委員長とする10名の審査員により、2か月にわたる厳正な審査を経て、1月30日(月)の審査会において、今年度は「最優秀賞」および「優秀賞」を決定しました。2月21日(火)「研究助成論文発表会」にて表彰します。

● 最優秀賞
 <受賞者> 凸版印刷株式会社 岡田恭平氏
 <提 言>「IP(知的財産)活用プロモーションの未来」

IP(Intellectual Property知的財産)の価値費消に陥りがちな活用方法に警鐘を鳴らし、プロモーションによってブランドとIP、そして社会との持続可能な未来を築こうという意欲的な提案。実例をもとにブランドとIPとファンを繫ぐコンテクスト開発へのこだわりこそが、継続性のあるプロモーションや商品開発でブランドの顧客基盤を強固にし、ひいては地域活性化など社会現象の誘発さえも期待されると主張。IPファンの立場から企画者としての矜持を示した点が高く評価された。

● 優秀賞
 <受賞者> お得意様育成事務所スズセイ 鈴木 一正氏
 <提 言> シニア・コミュニティ“お話し場”

      ~アナログとデジタルでアクティブシニアの生活の質向上を図る~

デジタル社会から置き去りにされている高齢者の新たな拠り所として、日常のコミュニケーションの場「お話し場」をデジタル上に創設し、シニアのQOL向上を図ろうという社会的課題への挑戦。小売業が運営主体となり高齢者施設との連携で普及を狙い、その波及効果として小売業がシニアにとっての生活インフラとしての基盤強化につながることを提言する。‘シニア版SNS’の実装化を起点に、プロモーションが介在すべき機会を広範に開拓していく発想が高く評価された。

  • 2023年度も第5回「業界提言コンテスト」の作品を募集します。(7月案内予定)プロモーション業界の価値向上に貢献するという主旨のもと、さらに知恵を積み上げ刺激し合うことが期待されますので、より一層多面的な観点から、皆さんの実務で培われた知見、新たな気づきや発想、卓越したアイデアを寄せていただければ幸いです。